231212

空気階段のコントを見た後は、何故か頑張ろうと思える。

私が空気階段に対して感じているものは何なのだろう。
尊敬?憧れ?単に面白いという感情だけなのか?
よく分からない。

本人を目の前にしたら喋れる自信がない。いや、そうだった。
小さな声でありがとうございます、と告げることで精一杯だった。
かたまりさんにだけ緊張するかもな、と思っていたがもぐらさんにも当たり前に緊張した。私は顔ファンではなかったようだ。
だから出番前後に街で見かけてもいつも逃げている。

人として好き。
これはある種正解なのだが、私のあの日の渦巻く感情を人として好きで片付けても良いのだろうか?それは違う気がする。

芸人に対して尊敬とは?と過去の自分なら笑うかもしれない。
本人たちもきっと尊敬されるような人間じゃない、と謙遜するだろう。
ではこの沸き立つような、溢れ出して止まらないとりとめもない感情は何になるのだろうか。

だから「好き」という言葉でしか伝えることができない。もどかしい。
私の「好き」はあなた方が想像する何万倍も大きくて深くて朱殷のような色合いの拗らせまくった末のものだと、伝えたい。