劇場通い

2021年、月に一度は生で空気階段のコントを見るぞ!と決意してからというもの、コツコツ劇場に行っております。

3月に初めて劇場へ行き、4月は大学が始まり色々バタバタして行けなかったけれど、無事5月、6月、7月、8月と毎月劇場へ通っています。空気階段尽くしの日々です。

空気階段のコントに救われてるなあ、と常々思います。

昨年、私は仮面浪人をしておりました。

仮面浪人、しんどいとは聞いていたものの実際は想像以上のしんどさでした。成績なんて全然上がらんし。さらに私は昨年予備校に通っておらず、コロナ禍の影響もありほぼ宅浪状態だったのでひたすらに孤独でした。心は何度も折れました。

そんな日々の中で唯一の楽しみだったのが空気階段のコントを見ることでした。
YouTubeに上がっている公式動画はすべて見たし、違法アップロードでも見たし(ダメです)、たまにテレビに出演された際は歓喜の舞を踊りながら録画しました。

こんなふうに空気階段に現を抜かす生活だったからなのかは知りませんが、結局志望校には落ちてしまいました。仮面先の大学に4年間通い続けることは個人的には屈辱的です。正直マジで悔しかった。今でも悔しいです。ただ自分が悪いだけだから。自分の努力不足が情けなくてかなり塞ぎ込みました。

しかし、そんな後悔ばかりの日々に終わりを告げてくれたのも空気階段です。
気分が上がらない日々の中、なんとなくの気持ちでチケットを取り、なんとなくの気持ちで劇場に行ってみました。しかしそこで変わりました。そこで心が救われたんです。久しぶりに心の底から笑いました。単純に楽しかったです。

実際、志望校に落ちたことは友達に励まされもしたけれど、何よりも空気階段のコントが一番の立ち直りへの力でした。
友達は当然よく見知った人なので私の高校時代の成績も知っているわけです。そういうのって、自分のプライド的に励まされるのしんどいな~ってなっちゃうことあるじゃないですか。
それに比べて空気階段は赤の他人ですし、一方的におもろコンテンツを供給されてこちらが好きで見ているだけなので勝手に元気になれるんですよね。自分の性格に合ってたんだと思います。

空気階段、ただでさえ外見と雰囲気で新手の宗教みがあるのに、空気階段のコントによって何度も救われてるので私にとってはガチ宗教です。空気階段は宗教。チョキチョキ。

最近では空気階段がテレビ出演する度にインスタのストーリーに動画や画像を流して布教してみたり、ツイッターで劇場公演の感想垂れ流してみたり、挙句の果てには他界隈のヲタ会に空気階段のアクスタを持っていったりしてます。とんだ迷惑野郎です。でもどうにかして空気階段を布教したい。
その甲斐あってか、私はいつのまにか「嵐の人」から「空気階段の人」へと認知が変わっていました。ウケる。

私はこんな性格なので、いつまで空気階段を応援するのか分かりません。あるとき急に冷めて応援しなくなるかもしれません。逆に一生応援し続けるかもしれません。
永遠なんてものはないです。いつかは終わりがやってきます。でも、そのいつかがくるまで、私は応援し続けます。